GISを使った港湾・物流系システムの構築に携わり、プロジェクト管理やサブリーダー育成を担当するテクニカルリーダーの斎田さんに、今度は「リーダーとしてどうありたいか」を聞きました。歴史好きの斎田さんらしく、大河ドラマの話題から始まりました。
完璧なリーダーへの憧れと、現実
インタビュアー
最近、大河ドラマの徳川家康の回がお好きだと伺いました。
斎田さん
はい、戦国時代が好きなので、ドラマの中の家臣とのやり取りをよく見ています。徳川家康は、家臣の前で弱さや迷いを見せる場面が多く描かれていて、それが印象に残っているんです。
インタビュアー
理想のリーダー像とは違うのですか?
斎田さん
正直、憧れるのは織田信長や上杉謙信のような、圧倒的な力とカリスマで周囲を引っ張っていくタイプです。迷いを見せず、決断が速い。ああいうリーダーになれたら格好いいだろうな、とは今でも思います。
斎田さん
ただ、現実の仕事の中でそれを目指そうとすると、無理が出てくるんですよね。
弱さを見せられるリーダーの方が、信頼できる
インタビュアー
無理が出てくる、というのは具体的にどういうことですか?
斎田さん
私の仕事は要件定義から提案まで手探りで進めることが多く、正直、迷うことがたくさんあります。それを隠して「全部分かっている」というふりをすると、かえってチームとの間に距離ができてしまう気がするんです。
斎田さん
それよりも、分からないことは分からないと伝えて、メンバーの意見を聞く。弱さを見せられるリーダーの方が、結果としてチームから信頼してもらえるのではないかと考えるようになりました。
インタビュアー
サブリーダーの育成にも携わっていますが、その考え方は指導にも影響していますか?
斎田さん
大きく影響していますね。トップダウンで指示を出すよりも、ボトムアップでみんなが意見を出し合い、それを持ち寄って良くしていく組織の方が、長い目で見ると強いと思っています。育成中のメンバーにも、答えを与えるのではなく、一緒に迷いながら考える時間を大事にしています。
インタビュアー
最後に、リーダーを目指す方や、これからチームを任される方へ一言お願いします。
斎田さん
完璧である必要はないと思います。分からないことがあれば、それを認めて周りに頼っていい。弱さを見せることは、決して弱いリーダーになることではありません。むしろ、それがチームとの信頼関係を築く第一歩になると、私は考えています。
斎田のプロジェクト管理やエンジニアとしての歩みについては、こちらのインタビュー記事でも紹介しています。

