Vue.js を使った画面開発から AWS のインフラ構築、さらには社内のネットワーク周りの相談まで引き受ける、システム開発本部の「何でも屋さん」。チームのリーダー格を務める白石さんに、仕事に向き合うときに大切にしている考え方や、これまでのキャリアについて聞きました。
中学時代からパソコンが好きだった
インタビュアー
白石さんはもともとIT好きだったと伺いました。きっかけは何だったのでしょうか。
白石さん
中学生のころに家にあったパソコンを触りはじめたのが最初です。当時はまだ今のような分かりやすい環境ではなかったので、DOSの画面とにらめっこしながら、本を片手に独学でコマンドやプログラムを覚えていきました。誰かに教わったというより、自分でつまずいて、自分で調べての繰り返しでしたね。
インタビュアー
その頃の経験が、今の「何でも屋さん」的な仕事のやり方につながっている部分はありますか。
白石さん
あると思います。当時から、分からないことがあれば人に聞くよりまず自分で試す癖がついていて。今の仕事でもVue.jsの開発だけでなく、AWSでの環境構築や社内のインフラまわりの相談を受けることが多いのですが、「専門外だから分からない」で終わらせず、まず触ってみる姿勢は変わっていないですね。
どうにもならないことは、悩まない
インタビュアー
白石さんが仕事をするうえで大切にしている考え方があると伺いました。
白石さん
「前向きな諦め」という言葉をよく使っています。仕事をしていると、自分の努力ではどうにもならないこと、例えば仕様の変更や外部要因によるスケジュールのずれなど、色々な壁にぶつかります。そこで悩み続けても状況は変わらないので、割り切って、今の自分にできることに集中する。諦めるというより、意識をどこに向けるかを選んでいる感覚に近いです。
インタビュアー
チームをまとめる立場になってから、その考え方が役に立った場面はありますか。
白石さん
プロジェクトが思うように進まないとき、メンバーも含めて空気が重くなりがちです。そういうときこそ「今できることは何か」を一緒に洗い出すようにしています。過去や状況のせいにして立ち止まるより、次の一手を考えたほうが、結果的にチームの動きも早くなると感じています。
もし別の仕事をするなら、ラーメン屋か歌手
インタビュアー
少し話は変わりますが、もしエンジニア以外の仕事をするとしたら何がしたいですか。
白石さん
よく聞かれるのですが、候補は二つあって。一つはラーメン屋です。単純に美味しいものを作って人に喜んでもらう仕事に憧れがあります。もう一つは歌手ですね。学生時代にコーラス部に入っていたことがあって、今でも歌うとリフレッシュになるんです。仕事で行き詰まったときほど、歌でスッキリさせています。
インタビュアー
意外な一面ですね。気分転換の方法を持っているのは大事だと感じます。
白石さん
そう思います。エンジニアの仕事はどうしても根を詰めがちなので、仕事以外に自分を切り替えられるものがあると、次の日また前向きに取り組めます。それも一種の「前向きな諦め」かもしれません。
新入社員へ、そして最後に伝えたいこと
インタビュアー
これから入社する方に向けて、アドバイスをお願いします。
白石さん
分からないことは遠慮せず、どんどん先輩に聞いてほしいです。技術は聞いて覚えるだけでなく、実際に手を動かしている人のやり方を間近で見て「技を盗む」ことでも身につきます。それと、プライベートでも興味のある分野のプログラミングに触れてみると、確実に力がつきます。私自身、オープンソースのプロジェクトに手を加えてみた経験が、後々の仕事に生きたことがありました。
インタビュアー
最後に、白石さんが大切にしている言葉を教えてください。
白石さん
「人との関わりや縁を大切に」ということです。仕事で助けてもらった相手に、思いがけない形で恩返しできたり、逆に自分が誰かを助けたことが巡り巡って自分のためになったり。そういう場面を何度も見てきました。目の前の仕事だけでなく、人との縁も丁寧に積み重ねていきたいと思っています。
